- 小さな一歩 -
影も見えなくて
声も聞こえなくて
私の傍に君はもういない
カーテンから射し込む
朝日で目が覚める
あの日の君の言葉が
胸を締めつけて今夜も眠れないの
どうして？私達は何を変えてしまったの？
変わらない毎日と明日が来ることただそれだけが苦しいの
今は君をまだ追いかけさせて
聞かせてお願い 君の言葉を
だけど見えなくて、もう届かなくて
私は泣いて君の名前を呼ぶ
泣いても泣いても涙は
いつまでも止もうとしない
どんなに強く想ったって
君を呼ぶ声はこんなにも嗄れているの
どれくらい経つのかな？
キズにも慣れてきた
ちょっとだけ強がって慣れたフリ
まだ本当は何にも癒えていないよ
心と頭のどこかで君をまだ想っていたいの
あの日の私を連れて
今はさがさせて君の笑顔と
優しさにふれていたいから
ゆっくりと一つずつ季節が過ぎて
私は笑えるようになった
影も見えなくていい
声も聞こえなくていい
私は少しずつ明日(まえ)に踏み出す
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